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追記

2004.11.30

 高レベルのプレイヤーが行き来する狩場でも、妙なプレイヤーがいるとの情報。
記者は早速、現場に急行した。

「このところ、ラグが酷いのは、こいつらのせいかな」
 そう言ったのは、情報提供者とは別のギャラリーだった。
 そのプレイヤーの名前は、ルッホーラ(仮名)。かなりいかつい武器を装備しているナイトだ。
ルッホーラの挙動も実に奇妙だ。
 目撃者の話によると、エティモコンという、特殊動作をしながら狩っているという。
ナイトにはトルネードクラッシュという範囲攻撃が実装されているが、その範囲はキャラクターの回り数ブロックにのみ発動されるとのことだが、このルッホーラはちがう。
 実際に見てみる。エティモコンを始めると、回りにいるモンスターが、一瞬のうちにのされていくのだ。これは明らかにおかしい。

 識者にコメントを取った。

識:「チートです。先日のことも踏まえると、確実にサーバー側のプログラムのチェック機能が正常ではないですね」
記:「やめさせることは可能ですか?」
識:「我々には、できません」
記:「最近、ラグの発生が多いのですが、関係はありますか?」
識:「パケットを大量に送りつけるタイプのプログラムでしたら、考えられます。トラフィックが占領されることになりますからね」
記:「パケットの内容の改竄は簡単なのでしょうか?」
識:「普通はかなり難解ですが、あるパターンを再現させるのは比較的簡単ですね。例えば……(あまりにも衝撃的で、ここに書くことが出来ません)」
記:「それを聞くと、普通のプレイヤーはまるで、馬鹿みたいですね」
識:「いいえ。馬鹿はチート使いですよ。我々が出来ることは、他の手段であるはずですね」
記:「そうですね」

タシホ寄稿 edit-Hokushin


発見!! 某オートマUスプレイヤー

2004.11.29

 某メーカーが発売している、某オートマUス。
最近、頻繁にこれを用いているプレイヤーを見かけるとの情報が複数寄せられた。

 真偽を確認すべく、記者を現場に急行させる。辺りを捜索。いない。別のサーバーのようだ。
サーバーを変えて再度捜索。発見。

 現場は、暗く物陰が多い場所だ。
そ知らぬ顔で、普通にモンスターを狩っていると、その物陰に現れて、そのキャラクターが、サタデーナイトフィーバーよろしく踊り出す。
踊り出すだけならば、何も問題はない。しかし、その踊りが実に奇妙なのだ。

 キャラクターの名前は、ポチョムキン(仮名)、レベル100越えのエルフだ。ボウガンを装備しているにも関わらず、素手で殴っているようなアクションを繰り返す。
すると、ポチョムキンの周辺でなぜかゼンが多数落ちるのだ。勿論、矢は見えないし、物陰からポチョムキンが動いている様子もない。
ひたすらに物陰で、シャドウボクシングをしているだけだ。

 20秒程度、物陰で奇妙な踊りをすると、突如消えうせる。
しばらくすると別の物陰に瞬時に現れて、再びシャドウボクシングを始める。ゼンも回収しているらしく、見事にゼンが消えていく。
再び、消え失せ、別の場所に移動する。それが繰り返される。

 記者が見ていたのは、およそ1時間。
その間に、ポチョムキンは信じられない早さでレベルアップをしていく。

 有志を集って、確認作業を始める記者。
聞き込みを重ねるうちに、結構な数の目撃者がいることが判明した。口々に憶測が飛び交う。

「俺が見たのは、エルフだ。別の鯖だけどな。ユニに乗って、瞬間移動する。あれはバグだね」
「私が見たのは、別のマップ(編集)。キャラはナイトでTCを回していたけど、敵がいなかったな」
「おれも見た。パーティーで狩ってたらいきなり出現して、奇妙な行動が始まった、横殴りだろ、あれ」
「幽霊みたいなのをみたよ」
「そいつなら、知ってる。あのマップ(編集)とこのマップ(編集)で見かける」
「最近、おおいな、バグじゃなかったのか」
「チートじゃないか?それ」
「SS撮ってある」
「俺もSS撮ってあるぞ」

 有名人なのか――。記者は、その筋に明るい識者にこのことを伝えて検証してもらった。

 ……こういう状況なのですが。
識:「某オートマUスです」
記:「某メーカーのアレですね」
識:「はい。自動で狩りをしてくれるという便利この上ないアイテムです」
記:「……」
識:「使ったことがないので確証はありませんが某メーカーのWebサイトの情報によると、全キャラクターで用いることが出来て、アイテムも自動取得する機能があります。しかも、レアアイテムかそうでないアイテムかを選別します」
記:「なんと。至れり尽くせりですね」
識:「ただし、このプレイヤーは、それだけではなさそうです。突然消えて、突然現れると言いましたね。実際のキャラクターを見に行って見ましょう」
記:「はい」
 識者に某プレイヤーを実際に見てもらった。
識:「速度の加速もしていますね。よく出来たサーバーなら、クライアントから送られて来たパケットをチェックするんですが、穴があるか、設定をギリギリにしているのかもしれません。一般に言われる、チートという手法です。このキャラクター、ボウガンを装備していますが、通常はどういう動きをするんですか?」
 記者は通常のエルフのキャラクターの動きを見せた。
識:「普通はちゃんと矢が飛ぶんですね。やはり、加速してあります」
記:「あ、消えました」
 しばらく待ったのですが、出てくる気配がありません。
識:「別のマップにも行ってみましょう」
 記者は報告のあった別のマップに移動させた。
記:「いませんね」
識:「しばらく張ってみましょう」
 程なくすると、ユニリアに乗ったナイトのオズンポ(仮名)が不意に現れる。
識:「報告の寄せられたキャラクターの名前ですよ」
記:「ヤラセみたいにタイミングよく出てきましたね(笑)」
 しばらく行動を見守りる二人。
ガサっ。オズンポからいくらか離れたところで守護天使が落ちる。
記:「これ、レアアイテムです」
 オズンポは、それまでに微動だにしなかったが、守護天使の方へ動いていき、アイテムを取得した。
イメージ画像。本文記事とは関係がありません。識:「確実に某オートマUスです。本当にそうなのか検証をして見ます、これと同じような画面にしてくれますか」
 識者は、記者に一枚の紙を差し出した。
印刷された内容は、インベントリーのみを開いた画像だった。
識:「このアイテムを格納するスペースの左下あたり。不要なアイテムを投げ捨てる場所が必要なんです。オズンポと同じ立ち位置にあわせて下さい」
 記者はキャラクターを移動し、いなくなったオズンポの位置に立ち、インベントリーを開く。
記:「あ。障害物がありませんね」
識:「さっきのマップでも確認しましょう」
 記者が移動しようとした時だ。なんと、オズンポのいた場所にポチョムキンが出てきたのである。
識:「さっきのキャラクターですね」
記:「確認する手間が省けましたね……」
識:「えぇ(苦笑)」

 某オートマUス、某チート……。
そこまでしてゲームをやろうというのは、どういう魂胆なのだろうか。
RPGとは、育つ過程を楽しむものである。ゲームだから何でも許されるというのであれば、角が違っている。

 尚、ここに出てきたプレイヤーは、運営側に既に複数の人によって通報済みである。
しかしながら、運営側の見解と当サイトの見解は違っている可能性もありうることも、明記しておく。

タシホ寄稿 edit-Hokushin


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