近頃、特化キャラが目立つようになりバラエルの人も敏エルやエナエルとして育て始めたり新たなキャラクターをメインにした人も多いかと思います。
バラエルはすべてのステータスにおいてバランスをもたせてあり突出した点がなく、ＰＴ時では火力もなく、ＤＥＦもなく、それでいてエナエルがいれば３職ボーナスのために
入るなどということもなくなります。
そんなバラエルですが今回はバラエルを去年引退し、魔剣士を育てているというＫさんに話を伺ってみました。
一、敏エルから力エルフへ
まず初めはバラエルにしようと思う気は全然ありませんでした。
その頃はまだエナエルやバラエルが沢山いて、あまのじゃくな性格からか人口の少なかった敏エルに育てようと思っていたのです。
初めは乱れ撃ちスキルなんてものも良くわからず、１匹の敵に３発が当たるなんて考えもしませんでした。
ところがあるときロレンシアの酒場で出会ったナイトさんにスキル付きのエルフの弓をもらって試しに使ってみると、今までとは比べ物にならないほどの強さです。
ゴーレムやらを倒しまくってレベルをせっせと上げていました。
しかし、その頃はまだＢＣなんて無かったものですから「天使の書」や「ブラットボーン」なんてものは当然ドロップすることもなくリンゴも落ちません。
当時、風のop付きなど高くて買うこともできず、エルフやシルク装備の微妙品で身を固めていたので狩には大量のポーションを必要としました。今なら落ちまくるリンゴを食べてればいいのですが、先ほど言ったように落ちなかったのでＮＰＣから大量に購入していました。
当然乱れ射ちを使っていたので、マナ薬や矢も大量に使っていました。
その結果ゼンは底を付きどうしたものかと思っていると、ふとナイトが槍で戦っているのが目に付きました。
そしてハンスのもとを訪ねてみるとそこで売ってあったグレイヴはエルフでも装備できる物だと言うことが判りました。
そのマナ薬も矢も消費することがなく弓より威力の高い武器がとても気に入りダンジョンでひたすら骸骨の騎士を倒していました――。
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