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MU安全教室 2

2004.12.09

 みなさん、MU楽しんでますか〜?

 前回のお題は、
「個人情報は安易に明かしてはいけない」
「怪しいURL・ツールには近づいてはいけない」
 でしたね?

 今回は、前回のお題に次いで、
「これを知らなければ実生活に大きな被害をもたらしかねないこと」 を二つ書きます。

「オフラインミーティングは慎重にしなければいけない」

「RMT(リアルマネートレード)は危険であることを認識しなければいけない」 この二つです。

 ■オフラインミーティング(以下、オフと略す)とは、オンライン(ゲーム内やインターネット掲示板上など)で知り合った人同士がリアルで会うことです。
 MUを通じて長い時間をともに過ごし、親しくなっていくと相手に対する興味も出てきます。
会ってみたいという気持ちになることもあるでしょう。しかし、オフで人と接するということはオンラインで接するよりもはるかにリスクが高いことです。

 ネット歴が長いと色んな話を耳にします。
オフで会った時に撮った写真が後に、BBS上で喧嘩になった時にネットに晒され、容姿に対する暴言をキャプションにつけられた――。
なんてのはまだかわいい方です。

 女性が、「大勢集まるから」 と、誘われてオフに行ってみたら、待ち合わせ場所にいたのは男性一人。
とまどっているうちに、どんどん向こうのペースであっちこっちと振り回され、気がついたら人気の無いところに連れ出されて……。
なんて話さえあるのです。

 オフで誰かに会うことを 「とにかく危険だからやめろ」 と言うつもりはありません。
オフは、MMOのゲームの世界の向こう、モニタの向こうに本物の人間が居ることを実感する機会でもありますし、ゲーム内の友達関係を越えて、ゲームを離れても付き合いを続けることができる本当の友達になる機会でもあります。
 ゲーム内で、「こんな人だろう」 と想像していたのに、実際に会ってみたら全然違う印象でびっくりした。
なんて経験もさせてもらえます(だからこそ、無防備にオフに行ってはいけないわけですが)。
 ゲームの世界と現実の世界の境界を再確認する良い機会でもあります。

 では、リスクはどうするのか?
リスクは自分が意識して努力すればコントロールすることができるのですよ。

 例えば、

オフ連絡用に知らせるメールアドレスや電話番号は、フリーメールや携帯の番号にする。

個人情報をコントロールするため、トラブルになった時に接触経路をいつでも絶てるようにするため。
引越しできない人が家の固定電話の番号を教えてしまうのは、住所を調べる手がかりになることも含めて危険です。

自分が女性であっても男性であっても、相手が異性の場合1対1で夜にというシチュエーションはできるだけ避ける。

女性は自衛のため、男性は相手に対する配慮として。
夜のデートは会ってから改めて申し込みましょう。

写真は断る。あるいは、自分も持参のカメラで相手の写真を撮らせてもらう。

顔写真という個人情報を与えないため。
あるいは、自分が与えた個人情報と同等の個人情報を相手からももらうため。
(リスクコントロールとは関係ないですが、「後でメールで送るね!」とデジカメで写真を撮ってもらっても、忙しさにまぎれてついに送られてこないまま、なんてこともよくあるので、記念のスナップが欲しければ自分のカメラでも撮っておく方が良いです)

会話による個人情報の開示に注意する。

(解説略)

 などの方法で、リスクを下げることができます。

 もちろん、ゲームの中でしたチャットの積み重ねによって相手を 「信頼に足る人」 と判断して、ガードを緩めることを選んでもかまいません。
しかし、その判断の責任は自分が負うのだということは忘れてはいけません。

 また、これらのリスクコントロールを実行することを、相手に対して悪く思う必要はありません。
トラブルの危険を事前に排除することは、相手との関係を大切にするための手段の一つです。
そうやって慎重に会いながら大切にゆっくりと信頼を深めてゆけばよいのです。

 ■RMT(リアルマネートレード)とは、ゲーム内のアイテム・キャラクター・IDをリアルの現金で売買することです。
 この行為自体はMUの規約で禁止されており、発覚し運営が認定したらギルティーブラックミュティズンとしてアカウント永久停止(アカBAN)の処分を受けることになります。

 RMTは多くの場合、

RMTサイトで販売・購入意思表示 →
 個人情報の交換・相手の確認 →
  買い手からの現金振込み →
  ゲーム内でのアイテム譲渡、または、ID・パスの受け渡し。

 という過程を経るようです。
ここで問題になるのは、店で物を買うのとは違って、支払いと品物の受け渡しにタイムラグがあるということです。

 現金を振り込んだ後で、

  • 商品を渡されなかった。
  • 商品の個数が足りなかった。
  • 買ったつもりのものとは別のものが渡された。

 などのトラブルが起きる危険があるということを意味するのです。
これらは、あきらかに詐欺という現実の犯罪ですから、実際に遭遇したら警察に訴えて法的手段を取る事ができます。
しかし、そうなりますと事情聴取やら裁判での証言やらで、被害回復のためにはこちらもそれなりの労力を費やさなければならなくなります。

 個人情報を渡して、現金を支払って、そうやってリスクを抱いて手に入れた物も――、

RMTが発覚してアカBANされたら一瞬で失ってしまうものなのです。

RMTの是非はともかく、現金が絡むことはとかくトラブルを招きやすいものです。
まして、運営が認めていないこと、トラブルが起きても誰もあなたを守ってはくれません。
軽い気持ちで手を出すのはやめておいたほうが得策でしょう。

 みなさん、自分の身を守りながら、楽しくMUをプレイしてくださいね。

特命刑事


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